※本記事は、当事業所から就職された方にご回答いただいたアンケートをもとに構成しています。引用部は原文のまま(誤字のみ修正)掲載し、企業名は伏せています。

お名前:新井美波(仮名)
- 年齢/性別:女性
- 特性:
- 利用期間:14ヶ月
- 就職先(業種/職種):総合コンサルティング/一般補助事務
インタビューの見どころ
主治医の勧めをきっかけに通所を開始。定期面談とプログラムで「気持ちの言語化」「アサーティブな伝え方」「セルフケア」を身につけ、他の利用者とも積極的に対話することで悩みやモチベーションの向上につながったことなどを語っていただきました。特性への対処を身につけ、就職活動のサポートを受けながら、一般補助事務への就職に至った方のインタビューをお届けいたします。
––––通所のきっかけを教えてください。
精神科の主治医から就労移行支援事業所の利用を勧められたこと。
––––通所して良かった点を教えてください。
・定期的に面談の場があることで、どんな悩みでも聞いていただけたこと
・コミュニケーションのスキルを学び直せたこと
・他の利用者と話すことで、悩みを共有したり資格取得に向けたモチベーションが上がったりしたこと
・障害特性への理解を深めることができたこと
・就職活動のサポートをしていただけたこと
・プログラムを通してさまざまな人の考えを知り、考え方の幅が広がったこと
––––通所を通じて、身についた具体的なスキルを挙げると?
人とコミュニケーションを取る時に、アサーティブな態度が取れているか考えなおせるようになった。体調を崩しそう、もしくは崩した時にセルフケアができるようになった。
––––ご自身の特性に対して、どのような対処が身につきましたか?
気持ちを言語化・開示することが苦手(であったが)、自分の気持ちを見つめ直すために紙に書いて整理してから話す。
––––これから利用を考えている方、通所中の方へメッセージをお願いします。
私自身ディーキャリアに通い始めた当初は障害受容ができておらず、以前のように好きなことを仕事にはできないのだと後ろ向きな気持ちでした。ですがディーキャリアで自己理解を深めることで、自分の困りごとが障害由来のものであり、自分の努力不足ではないことに気付くことができました。
自分を見つめるのは辛い時もあると思います。ですが就職活動の際に必要になるので、ぜひライフスキルコースに居る間に取り組んでみてください。
事業所スタッフからのメッセージ
気持ちを「紙に書いて整理してから伝える」手順を丁寧に続けていらっしゃいました。イライラした時に深呼吸で間をつくり、手帳で予定を“見える化”して焦る自分を手なずける姿勢は、通所初期からの大きな変化でした。
アサーティブに伝える練習を重ね、セルフケアで体調の土台を整え、周囲と悩みを共有できるようになったこと——こうした積み重ねが、今の一歩につながっています。これからも、うまくいかない日の自分も含めて受け止め、紙に書いて、深呼吸して、一歩ずつ進んでいきましょう。
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ディーキャリア福岡赤坂オフィス
自己理解とコミュニケーションスキルの向上を重視したプログラムを提供しています。セルフケアや障害特性について学びながら、長期的に安定して働ける土台作りをサポートします。
実際の職場を再現した環境で、上司や先輩への報告の仕方やホウレンソウを学べるオリジナルプログラムも受講いただけます。


ディーキャリア ITエキスパート福岡大濠オフィス
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