【就職者インタビュー】#18「“認知のゆがみ”と折り合いをつける」

※本記事は、当事業所から就職された方にご回答いただいたアンケートをもとに構成しています。引用部は原文のまま(誤字のみ修正)掲載し、企業名は伏せています。

お名前:松浦優斗(仮名)

  • 年齢/性別:男性
  • 特性:
  • 利用期間:11ヶ月
  • 就職先(業種/職種):事務

インタビューの見どころ

通所を通じて「自分の認知のゆがみ」に気づき、悪化サインの早期検知→リカバリー→再集中という流れを身につけました。つらい記憶がよみがえりやすい特性には、別の刺激(思考の切替・運動・雑談)を入れて負荷を散らすなど実践は見どころです。“変えるより、折り合いをつける”視点が安定につながっていきました。

––通所前、まずどのような経緯がありましたか。

職場の上司の紹介。

––通所して、最初の大きな「気づき」は何でしたか。

これまで気がつくことのできなかった自分の特性に気がつくことができた。

自分の認知に大きなゆがみがあることがわかり、そのゆがみとうまく心の折り合いをつけて付き合っていくことが大切になると感じた。

––日常面では、どのような行動変化が定着しましたか。

調子が悪くなりかけた時に自分で気がつくことができるようになり、上向きの状態にするためのリカバリー方法をみつけ、自己コントロールができるようになってきた。自分の個性は変わらない為、どう折り合いをつけていくかを総合的に考えるようになってきた。

––ご自身の特性と、その対処の具体策を教えてください。

つらい気持ちや苦手な経験、記憶が思い出しやすい。別のことを考えたり、運動をしたり、雑談をしたりして他の刺激を入れるようにする。

–––最後に、これから利用を考えている方・通所中の方へメッセージをお願いします。

社会生活で(働く上で)必要となるスキルは、共通な部分が多いものの、何が必要か、何が足りてないかは人によってまちまちです。早く就職にこぎつけたいと思う気持ちもあるでしょうが、まずはじっくり自分をみつめ直して、自分自身について知るということが大切になってくると思います。

途中でくじけそうになっても、その悩みや経験がきっと将来に生かされるはずです。自分を信じて、がんばって下さい。OBの一人として皆さんを応援しています!


事業所スタッフからのメッセージ

「悪化サインに早く気づく」「自分で上向きに戻す手順を持つ」「認知のゆがみとは“戦う”より“折り合いをつける”」。この三点を実務に落とし込み、別刺激の導入(考えを切り替える・短い運動・雑談)で負荷のやり場を作れています。職場でも、自己チェック、違和感を察したら短いリカバリー、整えた後に再集中——この順番を繰り返せば、波が来ても崩れにくくなります。継続していきましょう。

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