【就職者インタビュー】#17「“怒った瞬間”にリフレーミング、伝える前に整える」

※本記事は、当事業所から就職された方にご回答いただいたアンケートをもとに構成しています。引用部は原文のまま（誤字のみ修正）掲載し、企業名は伏せています。

お名前：水島陽介（仮名）

年齢／性別：男性
特性：
利用期間：18ヶ月
就職先（業種／職種）：

インタビューの見どころ

仕事・対人のつまずきから通所を開始。まずは自分の特性とセルフケアの把握に着手し、日常では怒りの立ち上がりでリフレーミング→アサーティブを実践。急な問いかけには「考えてから話す」宣言＋セルフケアチェックの記録で対応力を上げていきました。訓練の場で質問・意見を出せるようになり、実習→採用へつながっていきました。

––最近の仕事場面で、訓練の効果を実感したのはどんな時ですか。

ディーキャリアで学んだことは、仕事でいかせていると思います。
私は、以前まで相手から何か言われた時に、怒ったりしていた事が多くありましたがディーキャリアでのリフレーミングの訓練で学べ仕事などや怒った時にリフレーミングを使っています。相手と話す時に、中々アサーティブに伝れずにいましたが訓練を通して日常の仕事で活用しています。

––通所前は、どのような悩みや行き詰まりがありましたか。

利用する前までは、仕事でうまくいかなかったり、コミュニケーションがうまく取れずにいて、仕事を辞めてからも、中々うまくいかなかったのでディーキャリアを利用に至りました。

––通所して「良かった」と感じる点を挙げると？

通所して、自分自身の特性やセルフケアなどを知りディーキャリアに通所して良かったと思います。又、自分自身の苦手なことも少しずつ知れて通所して良かったです。

––ご自身の特性と、現場での対処はどう組み立てましたか。

私の特性は、話す時に言語化するのが苦手で急な問いかけに答えられないことがあり、セルフケアとしては、考えてまとめて話すこと、意識を向けないと体調の変化や疲労感を感じ取れないこともあるのでセルフケアチェックシートなどに記入して記録しています。

––訓練の場で、発言や行動にどんな変化がありましたか。

私は、ディーキャリアの利用期間1年半で就職が決まりました。

利用当初は、中々、訓練時に私自身の質問や意見などが言えず時間などかかっていましたが、スタッフさんの協力で割練時に私自身の質問や意見などが発言できるようになりました。ワークコースへ移行した際は、課題などが中々進まず発表もできず自身の体調も崩してしまいながら課題を終わらせました。

課題と終了した際に自分自身で今就職している所を見つけ、スタッフさんに話しをして、実習へ行きました。実習して、今の就職している職場の方に自分自身の事を認められ就職することが出きました。当初は、トライアル屋用6ヶ月間で働き今は、雇用され働いています。

––これから利用を考えている方・通所中の方へ伝えたいことは。

現在通所している方は、自分自身の体調や、自分自身に合った職種を見つけて、私自身みたいに無理をせずに頑張って下さい。又、私は無理をして頑張っていましたので無理をせず自身に合った就種を見つけて下さい。

事業所スタッフからのメッセージ

「怒りが立ち上がったらリフレーミング」「伝える前に一呼吸おいて要点を整理」「急な問いかけには“考えてから話します”と宣言してから答える」。こうしたことを丁寧に積み重ね、セルフケアチェックで体調と負荷の“見える化”も継続できていました。

現場でも同じ順番で大丈夫です。まず整える、次に伝える、そして早めに共有する——そのリズムを続けていきましょう。

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