※本記事は、当事業所から就職された方にご回答いただいたアンケートをもとに構成しています。引用部は原文のまま(誤字のみ修正)掲載し、企業名は伏せています。

お名前:朝比奈澪(仮名)
- 年齢/性別:女性
- 特性:
- 利用期間:6ヶ月
- 就職先(業種/職種):映像編集
インタビューの見どころ
目標設定→KPTでの振り返りを軸に、コントロール可能な領域へ意図的に焦点を当てる習慣が定着。(そのため)気分負荷の軽減と行動の見通し出しが両立しました。実務面では「口頭はメモ→復唱」「マルチタスクは優先度を決め“一つずつ”」でエラーを減らす運用が要点です。
––通所のきっかけを教えてください。
通していた精神科にて、医師から「こんな所があるよ」とDキャリアのパンフレットを渡された。チャレンジドアソウ(似た就労移行支援事業所)と見学をしと比べてみて肌感覚でDキャリアに決めた。
––通所して「良かった」と感じた点は?
社会人経験者、学校卒業したばかりの方、スタッフの方様々な方々と意見交換や交流、助言等をして頂けたこと。
––日常面の変化を具体的に教えてください。
目標設定・KPTによる振り返りとして、自分、自身の状態を知ったり、「目標をもって達成するにはどうなれば良いか」考えて具体的な反省や対応策を出せるようになった。
コントロールフォーカスとして、自分で何とができる、コントロールできる事項に集中する。以前は自分でどうしようもない事にも悩んでうつうつとしていた、それがなくなっただけでも気が楽になれた。
––ご自身の特性と、その対処はどのように組み立てましたか。
暗黙の了解が判らない。何か判らない事があれば誰かに尋ねたり確認したりするようにしている。
口だけの指示では情報が抜けたり勘違いをしたりする。口頭指示を頂く際は、内容をメもにとり復骨確認するよりこしている。
度に3つ上のタスクを捌ききれない(マルチタスクが苦手)。自力でメモをとる納期や優先順位を確認する等して一つずつ覚えたり実行したりしている。
––支援の場で特に印象に残っていることは?
社会人経験者、学校卒業したばかりの方、スタッフの方様々な方々と意見交換や交流、助言等をして頂けたこと。
––これから利用を考えている方・通所中の方へメッセージをお願いします。
「スタッフさんとの面談」をもっと積極的に行えばよかったかも、という後悔があります。私の場合、悩みや課題を一人で抱えこんでいがちで、それをスタッフさんに話すとスタッフさんからヒントや分析、元気づけを頂いたという事が多々あったので、「もっとお話をすれば良かったかな」と思っています。面談、ありがたかったです。
事業所スタッフからのメッセージ
「口頭は必ずメモ」「復唱で認識合わせ」「タスクは優先順位を決めて“一つずつ”」。この運用が安定してきました。KPTでの振り返りと“コントロールできることに集中”の姿勢は、気分の揺れを小さくし、行動の起点を早くします。面談は“ひとりで抱え込まない”ための重要な安全策です。職場でも、違和感を覚えたら早めに共有し、同じ手順で対処していきましょう。
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