【就職者インタビュー】#12「“失敗上等で実践し確かめる”環境が成長につながった」

※本記事は、当事業所から就職された方にご回答いただいたアンケートをもとに構成しています。引用部は原文のまま（誤字のみ修正）掲載し、企業名は伏せています。

お名前：鶴田菜穂（仮名）

年齢／性別：女性
特性：
利用期間：11ヶ月
就職先（業種／職種）：障害者雇用／契約社員

インタビューの見どころ

正解が見えなくても「失敗上等で実践し、結果で確かめる」姿勢を軸に、家族間コミュニケーションへ傾聴を持ち込み“共有→実践”で定着させたこと、そして優先順位づけを第三者への宣言で外部化し行動に変える工夫が印象的です。試す→振り返る→宣言して動く、という小さな循環が、迷いを減らしスムーズに前進するきっかけになりました。

––––通所を通じて「自分の行動が変わった」と実感したのはどんな場面ですか。

就職活動や人とのコミュニケーションなどで自分の中で正解が分からず行動できなかった事を相談したり、失敗上等で実践し確かめる環境を持つことができた事が自分を大きく成長させてくれたと感じました。

––––コミュニケーション面では、具体的にどう変わりましたか。

ブログラムの傾聴では友人知人相手には多少できていたことでも、家族間ではうまくできていない部分だと気づき、家族と共有して実践する事で以前よりしっかりコミュニケーションを取る事ができるようになりました。また、自分がどうしたいか、何を伝えたいかを以前より早く明確化し伝えられるようになったと感じます。

––––通所を決めたきっかけは何ですか。通所にあたって期待や不安はありましたか？

今まで自分が抱えやすかった問題への対策や、自力で就職活動が進められない部分について補助が必要だと感じました。見学をした際には事業所の中でも特に人に合わせたプログラムの進め方や相談がしやすいと感じ、ディーキャリアを利用することを決めました。

––––自身の課題にどのような対策、工夫を行っていますか？

私は物事の優先順位を決めることが難しく、特に自分だけで立てた目標については後回しにしてしまう特性がありましたが、どれを優先するかまず聞いてみたり、第三者に何をするか伝える事で言ったからには進めようと考え、行動できるようにしています。

––––最後に、これから利用を考えている方・通所中の方へメッセージをお願いします。

ディーキャリアはただ通所してブログラムをこなし就職するのではなく、自分の特性や目標を時間をかけて納得いくまで考え向かい合う場所だと強く感じました。自分だけではわからない事を相談したり、自分の考えについてフィードバックをいただき自信をつけていける環境なので、ぜひ活用して自分の土台を作っていってください。

事業所スタッフからのメッセージ

「正解が見えない場面で相談し、失敗上等で試す」「家族と傾聴を共有して実践する」「優先順位は第三者へ宣言して行動化する」。積み重ねた工夫が、迷いの時間を短くし、行動の起点を早くしました。

次に迷ったら、まず小さく試す、結果を言葉にして共有する、そして優先タスクをひとつだけ宣言して動く。現場でも同じ手順で前に進めます。

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就労移行支援について「自分には向いているのだろうか」「具体的にどのような支援を受けられるのか」といった疑問をお持ちの方は、ぜひ一度見学にお越しください。

ディーキャリア福岡赤坂オフィス・ITエキスパート福岡大濠オフィスでは、随時見学を受け付けています。お問い合わせは、メールでのご連絡が多く、担当するスタッフからご返信させていただきます。

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私たちの2つの事業所をご紹介します

ディーキャリア福岡赤坂オフィス
自己理解とコミュニケーションスキルの向上を重視したプログラムを提供しています。セルフケアや障害特性について学びながら、長期的に安定して働ける土台作りをサポートします。
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