今日はディーキャリアを卒業して就職された方の声をブログに書こうと思います。(※ご本人許可取得済み)
1.ディーキャリアの利用に至った経緯を教えてください。
不安障害とうつ病で仕事を退職しました。
その後再就職を考えるも、自身の障害から同じ状況が繰り返されるのではないかと不安に陥っておりました。そこで、まず就労移行支援を利用して安定した生活習慣や、円滑な集団行動を取り入れたいと思い、通所を始めました。
2.ディーキャリアに通所してよかったことを教えてください。
─事業所について
スタッフさんが明るく雰囲気がいいです。必ず週5日で通う決まりがないため、自身の体調と合わせて徐々に環境に慣れることができました。
─支援員について
これまでは自身の障害を人に知られることに対して凄く恐怖心がありました。
ですが、毎朝の体調管理でコミュニケーションをとるなかで、少しずつ自分の感じていることを伝えることができていきました。日々繰り返していくことで、自然と障害に対しての後ろめたさや症状を伝えることへの抵抗感がなくなっていきました。また、障害に関わらずどんな悩みでも1対1で相談できる環境も整っており、とても心強かったです。
─訓練について
これまでは自身の障害について‘‘ただ、耐える‘‘ことしかできませんでしたが、ディーキャリアの訓練を通して以下のように一つずつ困りごとを克服できたと思います。
①知る:自身の障害がどのような状態で困るのか、客観的に理解する。
②向き合う:困った状況に対しての対処を日常から試し、少しずつ試行錯誤する。
③受け入れる:自身の障害でどうしても対処が難しいことを理解し、素直に受け入れる。そのうえで他者へ理解していただけるよう適切に伝える方法を学ぶ。
3.ディーキャリアで学んだことを日常にどのように活かせているか教えてください。
症状が現れる原因や、それらがどのように体へ現れるかを客観的に知ることができました。実際に症状(動機や息切れ、抑うつ等)が現れた場合でも、具体的な対策やどの程度経てば症状が落ち着くといった目安をあらかじめ知ることで冷静に対処できるようになります。
4.今後利用を希望する方へのメッセージをください。
私自身、支援員の方とお話しするまで障害に対して理解されなかったらどうしようと、見学の前日まで不安でいっぱいでした。
ですが、実際にはとても親身になってこれまでの悩みや困りごとを聞いてくれます。見学は無料で1対1でお話しできるのでそこで実際に話してみて、少しでも興味が湧いたら「無料体験会でトレーニングに参加」してみるのがいいと思います。
私がここで学んだことは就労に活かせる以上に、これまでの生きづらさを解決できる価値のある経験ばかりでした!
私の体験談を見て、一つの選択肢として就労移行支援事業所ディーキャリアに興味を持っていただけたら幸いです。