こんにちは。株式会社タガイトの相馬です。
本日は前回の続きになります。
詳細は前回のブログをご覧ください。
今回のテーマは「当事者主体」。
福祉に携わる人ならば聞くワードかもしれません。
専門家や家族が当事者(そのことに直接関係がある人)の援助内容などを決めるのではなく、当事者自身が中心になって選択することです。
当たり前のことですが難しいことでもあります。
私たち支援者(専門家)は支援をする中で自分の思いを貫こうとしてしまうことがよくあります。そこには支援者の思いがあるわけですが、実際は当事者の思い、気持ちは入っていないことが多々あります。そして支援者は「良い支援をした」と満足気な表情をしています。
しかし、それは違います。
当事者にも思いがあり、やりたいことなどがあるはずです。
そこを汲み取るのが支援者の力になります。私は当事者のニーズを汲み取ることができる職員は良い支援者だと考えます。
弊社では当事者の皆さんの思いをしっかりお聞きして、大人の支援ならば今後どう生活するか。自立に向けた支援を行います。
児童は18歳になるまでに出来ることを増やすこと、将来的な自立に向かってご両親とともに悩み考えていきます。
支援に答えはありません。正解がないからこそ悩みます。
ですが当事者の思いはあります。その思いを具現化できたら、と考えています。
次回は弊社の運営する就労移行支援事業所の紹介をいたします。