こんにちは。株式会社タガイトの相馬です。
本日、ディーキャリアより1名の就職者が出ました。
そのお父様より手紙を頂き、許可を得ましたのでこちらに掲載します。
息子さんは30代男性になります。
～息子の就職が決まって～
この度は、大変お世話になり有難うございました。息子の就職が決まった事は親としてこの上ない喜びです。本当にありがとうございました。
息子の10数年間の紆余曲折について簡単に記してみたいと思います。
- 第一段階は大学を中退して家に引き籠るようになり数年がむなしく過ぎていった時期でした。何もやることなく無気力に日々を過ごしていた時期だと思われます。
- 第二段階は、これではいけないと思い立ち、外部の機関に働きかけを開始した時期です。この期間も数年あったと記憶しています。息子に付き合って思いつく機関を回りました。はじめにハローワークの一般の就職相談に行きました。画一的な対応で幾つか就労先を紹介してもらいましたが本人の希望には程遠く体験にも参加しない状態でした。並行して若者ハローワークとか心理カウンセラーの相談にも出向きましたが、やはり本人とのコミュニケーションが発展することはなく、数回程度参加してそれで終わりとなり同じ状況に戻ってしまいました。なかなか本人の心の内が親としても理解できず、両者悶々として日々を過ごしてきました。
- 第三段階として、やはり今から思うと頼みの綱の存在であったハローワークの相談員の方との出会いでした。息子もやっとコミュニケーションがとれる方と人間関係ができた時でした。しかし、それから二人の試行錯誤の取り組みが数年間経過しました。とぎれとぎれでしたが相談員の方との関係が継続出来たことが息子にとって幸いでした。
- 最終段階として、2年半前に相談員の方より貴社（以下ディーキャリア）を紹介していただき今に至っています。最初は精神での認定を受けて就労支援を始める事に本人も私どもも若干の抵抗があったことは事実です。精神科医の診察を受けて現状をまっすぐに認識して受け入れることで前に進むことができたと思います。
- やっとここまでたどり着いたという状況です。この2年半の間に本人は生活環境やものの考え方や人との接し方が劇的に良い方向に変化したと思っています。自分の興味のある趣味を見つけたり、自分で料理を作ったり、私どもとのコミュニケーションも大きく進化しました。私ども親はこの状態が今後も継続していくことを強く望んでいます。
- このような状態に至ったのはハローワークの相談員の方をはじめディーキャリアのスタッフさん方のお陰だと感謝しています。本当にありがとうございます。
しかし、まだ本当のスタートラインに着いたところです。今後ともお導きいただきますように切にお願いいたします。
最後になりますが貴社の益々のご発展を祈念して、お礼の文書といたします。有難うございました。
と書かれてありました。
私は読み終える頃には涙が出ていました。お父様の10数年抱えていた辛さや喜びが混じり合っており心に響きました。また弊社への思いも綴って頂きありがとうございます。
少しずつ前へ、なりたい姿へ進んでいった結果として就職となりました。
自分の現状を受容することは簡単ではありませんが、ご本人の努力で変わっていかれた例になります。
お父様、素敵な手紙ありがとうございました。大切にします。
本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。感謝。