相談支援員のつぶやき~会話に主語がある?ない?|株式会社タガイト

相談支援員のつぶやき~会話に主語がある?ない?

こんにちは。株式会社タガイトの相馬です。

本日は障害の特性についてです。

日本人の傾向として主語を外して会話をすることがよくあります。

例えば朝、職場の先輩から声をかけられたとします。

先輩「今日、どう?」

皆さん、何と答えますか?

この言葉の中には

先輩「今日、(調子)どう?」

調子という言葉が隠れています。

大体の方は何となく理解しており、ボチボチですや調子いいですなどと答えると思います。

ただ、発達障害の傾向がある方は調子という言葉が隠れていることを理解できずに言葉をそのまま解釈します。なので、何と答えたらよいかわからないことがあります。

経験から「ボチボチです。」と答えられる方もいますが、自信もなく恐る恐る話していることもあります。

これは精神的な負担も多く二次障害に繋がることもあります。

まずは自分がこのような傾向があることを認知することが大切です。

次に、障害者雇用を行っている会社ではこのようなことがないように主語を入れて会話をする工夫をしている企業もあります。

そうすることで当事者の方の心理的負担を軽減しています。

もし内容等で興味があればお問合せください。

今週も読んで頂き、ありがとうございました。感謝。