【就職者インタビュー】 #28 「通所前と現在の私を比べると、2ステップ3ステップ成長することができました」

※本記事は、当事業所から就職された方にご回答いただいたアンケートをもとに構成しています。引用部は原文のまま(誤字のみ修正)掲載し、企業名は伏せています。

お名前:桐谷 陸(仮名)

  • 年齢/性別:男性
  • 特性:
  • 利用期間:16ヶ月
  • 就職先(業種/職種):電気通信工事

インタビューの見どころ

オープン就労での就活に行き詰まりを感じ、質の高いITカリキュラムとスタッフの手厚さに惹かれてディーキャリアへ通い始めた桐谷さん。16ヶ月の訓練の中で、自分を追い詰めていた「べき思考」に気づき、独自の「リフレーミング方法」を確立されました。アサーティブや傾聴の訓練を重ねた結果、友人から変化を褒められるほどコミュニケーション力も劇的に向上。「2ステップも3ステップも成長できた」と語る、確かな自己理解の歩みをご紹介します。

――はじめは就職活動を行っていたと伺いました。その際にはどのような課題を感じていましたか?

一般雇用で障害をオープンにして、就職活動を行なっていたが特性の説明も対策も不十分だった。

――今回、ディーキャリアITエキスパートに興味を持たれた理由はなんですか?

ITスキルを身につけたいからです。ITの就労移行支援事業所の中でも、カリキュラムのレベルと質が高かったためです。

――見学の際、特に印象に残っていることがあれば教えてください。

見学の際、江口さんに「現在利用している生活訓練施設のスタッフから、退所するにはまだ早いのではないか?と言われている」と伝えたところ、「私が一緒に行って、説明しましょうか?」とおっしゃってくださり、ここまで手厚いサポートはディーキャリアでしか受けることができないと思った。

――通所を始める前の日常生活では、どのように過ごされていましたか?

以前は体調が悪くなるまで、頑張りすぎたり予定を入れたりしていました。

――現在は、その体調管理の面でどのような対策をとられていますか?

現在はセルフケアチェックを行い、注意サインのチェックが入ると休息を多く取るなどして対策をしています。

――通所されるなかで発見や気づいたことはありますか?

「人に迷惑や負担をかけてはいけない」「何事にも全力で頑張るべき」の2つのべき思考がありました。

人に迷惑や負担をかけてはいけないのは、迷惑や負担をかけるのはお互い様であることです。何事にも全力で頑張るべきについては、全力ではなく一定のパフォーマンスを維持するというリフレーミングを行いました。

――具体的に、どのような手順でリフレーミングを進めているのですか?

「出来事」→「べき思考に気づく」→「捉え直す」→「べき思考がまだないか確認」→「再び捉え直す」という、リフレーミングの方法を身につけることができました。

――コミュニケーションの訓練を重ねる中で、身近な方から反響はありましたか?

アサーティブコミュニケーションと傾聴の訓練を経て、友人から「話しやすくなった」「言葉のキャッチボールがスムーズになったね」とお褒めのお言葉をいただいて、訓練の成果が出ていると実感した。

――16ヶ月の訓練を通じて、最終的にどのような解決方法や成果を得られましたか。

私の「適性」「特性」「強み」「弱み」「価値観」が分かり、現時点でベストな会社に就職できたことです。自己理解が進んだことによって対策することができ、仕事をするときの「認知のくせ」や日常生活の困りごと、人とのコミュニケーションを取る際の意識など、あらゆる面においての悩み事を解決する方法を身につけることができました。

――ご自身の成長について、通所前と現在を比べるといかがですか?

通所前と現在の私を比べると、仕事に必要な「コミュニケーションスキル」「特性の対策」の面でも2ステップ3ステップ成長することができました。

――どのような方に、ディーキャリアの利用を勧めたいですか?

「就職したいけど、このままでは不安….」「就職活動をしているけど、採用にならない…」の方へ利用をオススメします。私の「適性」「特性」「強み」「弱み」「価値観」が訓練を重ねて、把握することができ特性の対策や職業選択の判断材料にとても役に立ちます。また職業選択や日常生活の悩みをスタッフの方に相談することができ、的確なアドバイスをいただいて悩みを解決することができました。

――自分と向き合う訓練は、やはり大変なことも多かったですか?

自分と向き合うことはとても労力を使い、きついことだと思います。私自身そうでした。

――そんなきつい時期を乗り越えるために、後輩たちへアドバイスをお願いします。

そこでスタッフの方を頼ってください。相談してください。スタッフの方が的確なアドバイスをしてくださると思います。時間はかかりますが、自己理解が進むと就職活動のときに役に立つことはもちろんのこと、日常生活でも生きやすくなり成長を実感できるときがくると思います。

――最後に、新しく一歩を踏み出そうとしている方々へメッセージをお願いします。

利用期間は2年間と決められています。この2年間「真剣に自分と向き合うこと」が就職するのに必要だと思います。会社で失敗するより、ディーキャリアで失敗した方がいいので、恐れずにチャレンジすること、積極的に相談することを意識してみてください。勇気は入りますが、その1歩が大きな成長につながります。


事業所スタッフからのメッセージ

見学時の江口さんとのやり取りを、今でもそんなに大切に覚えていてくださり、スタッフ一同とても胸が熱くなりました。

「会社で失敗するより、ディーキャリアで失敗した方がいい」という言葉は、これから通う方にとって最高の金言になります。新しく始まる仕事の現場でも、全力を求めすぎず一定のペースを大切に、困った時は周囲を頼りながら桐谷さんの強みを発揮していってください。16ヶ月間、本当にお疲れ様でした。ご就職心からおめでとうございます!

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